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コミュニケーションを デザインする。

 

和歌山県広報コンクール 

第11回和歌山県広報コンクール
主催:和歌山県広報協会
2014年2月21日(金)田辺市役所

田辺会場

久しぶりの田辺。もう13年も前のこと。南紀熊野体験博の公式ガイドブック制作のための往訪そして開催中の広報活動。何かと気忙しい日々の連続であったことが鮮明に記憶に甦る。「第11回和歌山県広報コンクール」の30市町村広報紙の審査と講評を和歌山県広報協会から毎年依頼されています。また田辺での講演もあわせてということ。「基本的な広報紙のつくり方と新しい広報紙のあり方」というような内容でお話させていただきました。編集制作にあたっての、ページネーション・ページレイアウト・フォーマット・段組み・字詰め・字間・フォント・ポイント・行間・段間や見出しの種類とつくり方立て方など基本的なレクチャーと合わせてクリエイティブな面ではシンメトリーなど「肌理(キメ)」について講義しました。

考える。


ソーシャルが跋扈する中
コミュニケーションをどのように創出するか。

しかし何よりも昨今、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、いろいろなメディアの様相が変わりつつあります。またメディアの様相が変貌を遂げる起爆剤になったのはやはりインターネットです。さらに言えることはインターネットの台頭で生活者の消費行動やライフスタイルなど、いろいろな場面での生活者のアクションが変わってきました。それらを受けてコミュニケーションツールを提供するわれわれとしては、メッセージの伝わり方・メッセージの伝え方などコミュニケーションそのものを再考する時期にきているのではと思っています。また同時にメディア(広報紙)から情報を受ける生活者(読者)の、メディアへの関わり方、社会への関わり方や、特化して言えば、それぞれの生活者(読者)がつくる「場」を、発信側も受け手側も当事者意識をもって、鋭敏な意識をもってITリテラシー・情報リテラシーを身につけて対処していかなければならないのではと思っています。

まさに今こそ「コミュニケーションをデザインするということ」。を(BtoBwithC)toC(CtoC)の視点でコミュニケーションのあり方を考えなければと。生活者やクライアントの意識(シーズ)や行動(ニーズ)を的確に捉え、有益なマーケットを創発し、可能な限りそれぞれがマッチングするコミュニケーションツールを供創することが必要だと感じています。

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新しい価値を生み出す広報紙

日々の情報の量は約5000近くと言われ、世の中に流通している情報のうち33%は生活者に届いていないという基本的な事実があります。またスマホの普及率は全国平均50.8%と言われ、SNSではLINE34.1%・ツイッター19.9%・フェイスブック14.6%というような状況でもございます。広報とは「広く知らせること」です。しかし、「知らせること」だけが広報の役割ではないと考えます。各々の情報の相互発信によって、生活者との信頼関係をつくっていくこと。これが、広報の本来の意味するところであり目的だと考えます。広報の基本は、「だれに」「何を」伝えるか、しかし、その前に「何のために」広報するのか?広報紙の目的をしっかり確認しておくことも必要です。「だれに何を伝えるか」は広報のベースになるものですが、これからは「だれと何を語り合うか」「だれとだれを語り合わせるか」が重要だと思います。われわれが用意すべきことは、コミュニケーションができる「場」(環境)です。ここで言うコミュニケーションは、「行政対住民」だけでなく、「住民対住民」「住民対企業」「企業対NPO」など様々なケースが考えられます。昨今のコミュニケーションはある意味、主体である主導者のポジショニングが明確でありません。先程来から申し上げているSNSなど、個々がいろいろなコミュニケーションツールを使い、個々が相互発信することが容易になり、社会的にごくあたりまえの大きな流れになっています。そうした流れを総括・集積・共有・拡大するためのコミュニケーションの「場」の創出が、今後の広報紙に求められているのではと考えています。

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ソーシャルメディアを意識して
コミュニケーションを考える。


CGM(Consumer Generated Media)UGC(User Generated Content)要するに生活者(読者)の投稿〈参加)によって、タイムリーでリアルな情報が集積され、またその情報がテーマ別・カテゴリー別に分類され、各々が共有し拡散され、それらのコンテンツの分類によって広報紙の新しい概念が創出される。また生活者(読者)はプロデューサーです。生活者(読者)をまちのプロデューサー(情報発信者)として捉えるならば、広報紙×SNSのポテンシャルは非常に高いものがあるように考えます。

広報紙を通じて生活者(読者)との「場(BA)」づくりを。

広報紙をコミュニケーションのツールとして捉え、日々変化するコミュニケーションをデザインすることは、我々が今後解決していかなければならない課題でもあります。しかし次代の趨勢をにらみながら、同時に側面的にはリアルな「場」づくりを広報紙のツールとしてさらに拡大していかなければと考えます


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category: 和歌山県広報協会

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